教員のための情報教育FAQ

登録番号:C02-024  B4:情報活用(プレゼン)力の育成

Q. ポスターセッションの活動について、詳しく教えてください。

A. ポスターセッションとは、資料を掲示し、聴取者に発表したり質疑応答をしたりする活動です。


先輩教員:
 ポスターセッションとは、用意した資料を掲示し、聴取者に内容を説明(発表)し、その人たちと質疑応答をしたりする活動です。
A子先生:
 相手の数はどのくらいになりますか?
先輩教員:
 多くの場合は、ひとつの会場に、何人ものポスターセッションの発表者がいます。一人一人の周りには、多くても10名ぐらいしか集まれないことが多いです。聴取者は自分の知りたいことがわかれば、次のは票者のところに移動します。
 発表時間はさほど多くありませんし、伝えたいことは掲示した資料に書いてありますから、質疑応答だけの相手とのやり取りの場合もあります。
A子先生:
 とても少人数で、双方向のやり取りを中心に行われるプレゼンテーションというイメージですか?
先輩教員:
 その通りですよ。
A子先生:
 そのような体験から、どのようなことが学べるのでしょうか?
先輩教員:
 画用紙や模造紙1枚に伝えたい情報、思いや考えをまとめ、相手の反応を見ながら発表したり、質疑応答したりする経験を積めますね。
 どのような見出し・キャッチコピーにするのか、本文をどのようにまとめて載せるのかといった文字情報と、絵や図、写真をどのように組み合わせるかといったレイアウトを考える経験になります。
A子先生:
 子どもたちがみつけたこと、子どもたちの思いや考えを伝えることができそうですね。

理解度CHECK!

次の中で、ポスターセッションの説明をしているものをすべて選びなさい。


ア 発表者が指定の大きさの紙に伝えたいことを書き、聴取者はそれを読み投票をして評価を行う方法
イ 発表者と聴取者とで討論を行い、何人の人を納得させたかを競う方法
ウ 発表者と聴取者との間で活発な質疑応答を行いながら、発表者の意図を伝える方法

  ▲ 選んだら を押してください。

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