齋藤 智世の授業に役立つホームページ   (火曜の会メールマガジンより)

美術館を訪れよう
(N0.48 2001/10/02 掲載)

 
 10月に入り、秋を実感する日々になりました。芸術の秋・・・というわけではないのですが、美術館に関するページをご紹介します。
 授業に役立つ美術館情報とは・・・美術鑑賞、歴史を学ぶ時の資料、体験学習などかなと思いながら、いくつかご紹介します。
 各美術館では、様々なデジタル画像の提供をしています。ぜひいろいろな美術館を訪れてみてください。

 なお、インターネットは作品発表の場としても利用されています。バーチャルミュージアムも急増中。授業とは離れて鑑賞してみてはいかがですか。
http://dir.yahoo.co.jp/Business_and_Economy/Companies/Arts_and_Crafts/
Galleries/Virtual_Galleries/



●美術館のイベントを知るには『インターネットミュージアム/博物館情報工房Museum Search!』  http://www.museum.or.jp/
 博物館情報専用のサイト指定型検索エンジンを持つページです。博物館関連1700サイトの情報を検索する事ができるようです。博物館の住所録、URL、企画・イベント情報などが引き出せます。特にミュージアム・スケジュールでの検索は、催事分類、館種、地域、日付を設定して選ぶことができるので、子どもたちの活動や学習目的に合った情報が入手できます。
 主な美術館の一覧表は、http://www.dnp.co.jp/museum/icc-j.htmlにあります。


●インターネットで美術館めぐり・・という人に「ACROSS 世界美術館めぐり」  http://www.across.or.jp/c/weekend/museum/index.html
 世界様々な国の美術館へのリンク集になっています。日本語の紹介文付きです。


●歴史の授業で使う資料を検索するには『文化財情報システムフォーラム』  http://www.tnm.go.jp/bnca/sys/Index.html
 文化庁、東京国立博物館を中心に計画されているもので、博物館・美術館の収蔵品が検索できるデータベースです。キーワードで検索するだけでなく、名称、作者、時代などから検索することも可能です。検索結果は、写真、解説がついて表示されます。写真は、1枚だけではなく、横・後ろ、部分拡大など、複数用意されているものもあります。教科書に出ている資料について、別の角度から見ることも可能です。


●世界史学習にも生かそう『ルーブル美術館オフィシャルサイト』  http://www.louvre.or.jp/
 あのルーブル美術館が日本語で公式サイトを用意しています。この中で学習に役立ちそうなのが、「コレクション」です。[絵画]は、日本語で案内されています。ここには、ヨーロッパ絵画が国別、国によっては時代別に整理されています。その他は残念ながら日本語表示はありませんが、古代美術(オリエン・イスラム、エジプト、ギリシャ・ローマ)、彫刻、工芸品、グラフィックアート、中世のルーブルに分けて紹介しています。世界史の資料としても、とても興味深いものです。画像が大きく表示されるのも、うれしいサービスです。

 他に日本語で紹介されているのは、ボストン美術館、メトロポリタン美術館です。
 ボストン美術館の所蔵品については、  http://www.nagoya-boston.or.jp/boston/boston1.htm
 [コレクションとフロアガイド]にあります。画像が小さいのが残念です。
 メトロポリタン美術館は  http://www.t-mark.com/other/MET/html/register.html
 署名しなくても入れますので、ぜひどうぞ。


●子ども向け美術ニュース誌がある『美術情報センター』
 http://www.art-museum.city.yokohama.jp/cgi-bin/ymsii04.cgi?page=koho01&type=04&&html=/top.html
 横浜美術館のページです。おすすめは、[ニュース]の中の[ピコラマガジン]と、[美術情報センター]です。データ[ピコラマガジン]は、子ども向けの美術ニュース誌のデジタル版です。学校の授業へのヒントも与えてくれます。[美術情報センター]は、全国展覧会情報一覧、全国美術館・画廊情報を教えてくれます。

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