齋藤 智世の授業に役立つホームページ   (火曜の会メールマガジンより)

気象について調べる
(N0.30 2001/01/23 掲載)

 
 前号で雪国を扱ったせいでもないでしょうが、先週は日本各地大雪で大変だったようです。今年度の除雪費を使い切った自治体のニュースも流れていました。いつになったら寒気団が遠のくか、天気予報に注目していた方も多いでしょう。
 今回は、Web上で入手できる気象情報をご紹介します。天気予報や気象データなど、理科学習だけでなく、社会科学習にも利用できそうです。
 ここに挙げた以外にも、様々な民間の気象事業者が生活に密着した気象情報を提供していますので、そちらも参考にしてみてください。


●現在の気象情報を入手するならココ!『防災気象情報サービス』  http://tenki.or.jp/index.html
 (財)日本気象協会が運営するページです。気象庁の協力を得ているので、鮮度抜群の情報です。 一般気象情報としての天気予報、季節予報、ひまわり映像、アメダス、天気図だけでなく、防災情報としての注意報・警報、地震情報、台風情報、津波情報、火山情報も掲載されています。教育・研究目的へのひまわり・天気図の画像等の使用は許されるようです。(FAQ参照)


●気象についての正しい知識を持つ手助けとなる 『天気、地震、火山、海の知識』  http://www.kishou.go.jp/know/index.html
 気象庁のホームページ内にあり、「自然現象に対する正しい知識を持ち、自然に親しむとともに、自然現象を原因とする災害に対して正しい知識を持つ」ことを意図して、気象、地震、火山、海洋等の基礎知識、南極観測や台風、震度などの話、天気予報や季節予報の上手な利用の仕方が紹介されています。調べ学習に好都合なのが、「天気予報などで用いる予報用語」や「気象・地震FAQ集」です。地球の温暖化など環境問題についての説明も出ています。


●インターネットで入手できる気象データ一覧表『Weather Date Index』  http://www.asahi-net.or.jp/~er7m-ymmt/datalist.html
 山本勝さんが、「インターネット上で公開されている気象情報を有効に活用することを目的」として開設した「気象情報のページ」内にあり、インターネット上で提供されている気象情報が整理されたリストになって掲載されています。国内だけでなく、外国の気象情報や気象衛星画像まで、広範囲で豊富な内容のリンク集で、自然科学だけでなく社会科学や日常生活への応用もできそうです。
 秋田大学教育文化学部附属教育実践総合センターが提供する『気象教育教材のサイト集』http://member.nifty.ne.jp/~kajikawa/index.htm  
 梶川信宏さんの気象衛星NOAAから直接受信した信号を加工して、人間の目で見えるイメージに近づけたものが紹介されています。流氷や寒波、台風、低気圧などの気象現象を捉えたものや、晴れた日の日本列島の様子など、豊富な画像が紹介されています。梶川さんから「画像は教育にお役に立てればご自由にお使いください。」とのコメントをいただいていますので、ぜひ利用してみてください。


●過去の天気を各地域別に見ることができる『お天気データベース』  http://weather.crc.co.jp/weatherchart/index.html
 CRC総合研究所が提供する「WeatherEye(全国の気象情報)」内にあるページで、毎日の天気や最低・最高気温がデータベースとして蓄積され、カレンダー形式で見ることができます。


●最高最低気温や降水量などのデータを知るには『ウェザーテック 』  http://www.wet.co.jp/index.html
 (株)ウェザーテックのページです。月別最高最低気温や降水量の平年値(1961〜 1990年)や極値表が掲載されています。もちろん、 昨日・今日の天気や降水確率、最低・最高気温などの地域情報も入手できます。


[おまけの紹介]
●日本各地のインターネット高画質ライブカメラをリンク 『空を見よう!ライブカメラリンク集』  http://www.city.yokohama.jp/yhspot/ysc/izumo/livecam.html
 横浜こども科学館提供


●気象に関する四季の移ろいを言葉と写真で紹介した歳時記風天気図鑑 『空の名前』  http://www.weather-service.co.jp/Public/cts0004/sky_name/n_toppage.html
 (株)気象サービス提供  
 

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