齋藤 智世の授業に役立つホームページ
(火曜の会メールマガジンより)
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情報の入り口となるポータルサイト
(N0.22 2000/10/17 掲載)
インターネット上で効率よく情報を収集するために、web検索ページでキーワード検索したり、関連サイトのリンク集を見たりしますね。このように情報の海へ漕ぎ出すために最初に訪れるページを、情報の入り口「ポータルサイト」と言います。今回は、子ども向けあるいは学校・教育向けのポータルサイトをご紹介します。 ポータルサイトと言っても、その形態や紹介しているサイト数、分類方法、検索の仕方はいろいろです。web検索ページを見ても、自己登録制のものと自動的にデータを集めるロボットサーチで登録する方法があり、同じキーワードで検索しても検索結果は異なるものになることがあります。いろいろなポータルサイトを訪れてみて、目的に応じて使い分けるといいでしょう。実際に具体的な人名や地名などで調べてみると、各サイトの特徴が見えてきたりもします。子ども用ポータルサイトは、子どもにとって不適切なwebページへはリンクしていないので、その点でも安心ですね。
●子ども向け検索サイト『YAHOO!きっず』
http://kids.yahoo.co.jp/
ヤフー(株)が運営する子ども向けのweb検索ページです。自己登録制で、サイトをカテゴリやサブカテゴリできちんと分類して紹介しているので、キーワードを入力して探すだけでなく、階層構造になったカテゴリを1つ1つ奥へ進んでいく方法で調べることもできます。学校と勉強→社会→歴史で三内丸山遺跡のページを見つけたり、そこからさらに城→大阪城と辿ることもできます。関連するたくさんのページをリストアップするには、カテゴリを指定するよりもキーワード検索を使ったほうがよさそう。「ウェブのかしこい歩きかた」「ご両親に知っておいていただきたいこと」もインターネットを使わせるときに役立つ情報です。小学校や中学校が公開しているホームページを探すには、都道府県別に仕分けられており便利です。
●子ども向け検索サイト『こねっとgoo』
http://www.goo.wnn.or.jp/
NTT東日本(株)が運営する子ども向けweb検索ページです。gooはインターネットに公開されているホームページをロボットが巡回して自動的に登録するものですが、有害な情報を削除して"学習に役立つサイト"として有益なページを選んで掲載しているため安心です。ここでも、キーワード検索のほか、分類を辿って、教科のページ→社会→歴史と探すことができます。「キッズ向けはこちら」をクリックすれば、分類の表記が漢字に読み仮名をつけた状態で表示されます。検索結果として表示されるリストの数は「YAHOO!きっず」よりも多くなるようです。同義語検索や辞書検索など、探したい情報をよりピックアップしやすい工夫もなされています。
●子ども向け検索サイト 『KIDSPLAZA』
http://netplaza.biglobe.ne.jp/KIDSPLAZA/index.html
日本電気(株)運営のBIGLOBE内にある小中学生向け検索サービスのページです。掲載排除の基準を設けて、健全なサイトだけを紹介しています。ジャンル分類の中に教科名や学校向けの表現はありませんが、子どもたちに関心の高いページが紹介されています。もちろんキーワード検索にも対応しています。
●子ども向け検索サイト『LYCOSキッズ』
http://kids.lycos.co.jp/
ライコスジャパン(株)が運営する子ども向けweb検索ページです。gooと同じようにロボットが巡回して登録するようです。学習向けのページは、小学校用、中学校用と分かれています。小学生新聞や中学生新聞もあります。子ども向けページでキーワード検索しても該当するページが無かった場合は、教師や保護者向けのページ「LYCOS教育」
http://kids2.gakken.co.jp/kidsnet/world/s-news.htm
学習研究社が運営する「キッズネット」内のリンク集です。たくさんのメニューがあり、ページの紹介ぶりも詳しく、興味を引くような文章です。残念ながら、「キッズネット」にあるキーワード検索では、これらのリンク集で紹介されているページが検索対象になっていないようで、引っかかってきません。「インターネット内をいろいろと歩いてみよう」ぐらいの気持ちでクリックしてみるといろいろな情報にぶつかりそうです。
●子ども向けリンク集『ようこそキッズタウンへ』
http://www.adcom.co.jp/kids/kidstown.html
(株)アドバンスト・コミュニケーションズが運営するページです。ここは、動く絵本をクリックする感じでメニューが選択できます。リンク集になっていますが、数はそれほど多くなく、キーワードなどで検索することはできません。子どもが楽しんで調べることができそうです。
●子ども向けリンク集『おしえてネット』
http://www.fancyparts.com/denmama/kids_4.html
個人の下野まみさんが掲載している「電脳まま&きっず」内にあるリンク集の一部です。「★彡 なぜ? なに? どーして?みんなの「?」に答えてくれるホームページを集めました。パパやママや先生に聞いてもわからなかったらココ!!」と書かれたページだけに、疑問を解決するための様々なページを紹介しています。リンク集ですからキーワード検索はありませんが、どれも興味深いページへリンクしています。
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