No. 45: 私のさぬき物語
◆ 校種 ◆
中学校
◆ 教科 ◆
国語
◆ 学年 ◆
3年
◆ 時間数 ◆
1時間
◆ 教科書 ◆
授業の概要
1枚の写真のイメージ(感動)から、「タイトル」「テロップ」「アナウンス」と3つの言語領域に分化して表現する。
4枚の写真を一連の流れに沿ってストーリー化する。
アナウンス原稿として作成したものを音声化し、画像、タイトル、テロップと統合する。(プレゼンテーションソフト使用)
教科の目標
○言語の持つ力を理解しながら、他者に自己の感動を的確に伝えることができる。
○タイトル、テロップ、アナウンスのそれぞれの言語的役割をバランスよく統合することができる。
情報教育目標リスト(2011年版)
◆
A31-3-040: 話の要点や流れを、キーワードや図にまとめる〔思考〕
◆
A31-4-020: 自分で観点を決めて情報を分類・整理する〔思考〕
◆
A42-3-040: プレゼンテーションの全体構成を考える〔思考〕
◆
A42-4-040: 資料を効果的に使って話す〔行動〕
◆
A42-4-050: 重要な点に、抑揚・高低・繰り返し等のメリハリをつけて発表する〔行動〕
学習の流れ
【練習モジュール用】
【ストーリー用1】
【ストーリー用2】
【ストーリー用3】
【ストーリー用4】
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導入
○言語の運用図についての説明を聞き、言葉のもつ働きを考える。
・音声言語(アナウンス)をかぶせることを告げ、テレビ画像などに用いられるワンショットをイメージさせることで、興味・関心を高める。
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展開
○画像から受ける感動をタイトルとして焦点化する。(集中)
○画像の状況をテロップとして情報化する。(説明)
○アナウンス原稿として画像から受けるイメージを文章化する。(拡散)
まとめ
○各自がイメージから言語化した3領域について発表し合う。
○次時の予告をする。
実践のポイント
本単元のポイントは、単に画像から受けるイメージを語るにとどまらず、受けるイメージ(感動)を3つの言語運用レベルに分解し、それぞれの言語領域が役割を担ってバランスよく統合されるところにある。つまり、言語のもつ意味上の広がりに気づかせ、それを豊かに使い分けていく力(言語運用能力)を身につけさせていくことが目的である。