No. 25: デジカメで写してみると

◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
図工
◆ 学年 ◆
6年
◆ 時間数 ◆
1時間
◆ 教科書 ◆

授業の概要
ディジタルカメラで撮った自分や学校のおもしろい場所の画像、著作権フリーの画像などを素材とし、コンピュータを活用して自由に組み合わせながら表現し、互いに鑑賞する授業である。

教科の目標
・ディジタルカメラやインターネットなどを活用して、自分の思いを広げる活動を楽しむ。
・コンピュータを利用して、自分の生活を豊かにする情報や作品をつくりだす。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆C31b2-020: 写真を撮影する時のマナーを知る〔認識〕
 ◆C31b2-030: 撮影した写真の扱い方のルールを知る〔認識〕
 ◆C31c2-040: 著作物は、勝手にコピーしない〔行動〕

導入
○作品例を見ながら学習課題をつかむ。
≪いろいろなディジタル画像を自由に組み合わせながら、自分の思いを表現して、みんなで鑑賞しよう。≫
・作品例を見せることによって、本時はディジタル画像で表現する作品作りを進めていくというイメージを持ちやすくする。

展開
○デジタルカメラを使って、自分だけの画像を集めてくる。
・班に1台ずつディジタルカメラを渡し、自分の写真と、学校の周りのおもしろい場所の写真を撮ってくるよう知らせる
・整理や作業がしやすいように、1人に1枚ずつフロッピーディスクを渡しておく。
・Webページから気に入った画像をすぐにダウンロードしやすいように著作権フリーのサイトをあらかじめブラウザに登録しておく。

○コンピュータを活用して、画像の合成や加工をして、自分の作品を完成させる。
・各自のフロッピーにダウンロードした画像を保存し、作業しやすくする。
・自分が納得いくまで画像の合成や加工ができるようにコンピュータを活用する。
・2人に1台のコンピュータで、楽しい作品づくりができるように心がけ、自由に組み合わせてよいことを知らせる。
・作品を作っている途中でも、Webページから画像をダウンロードしてもよいことを知らせ、発想の広がりを支援する。

まとめ
○できた作品をサーバに保存しておき、友達の作品を鑑賞して、作品のおもしろさを感じ取る。

実践のポイント
○ディジタルカメラで撮影するときは肖像権等、Webページから画像を活用する際の著作権等に配慮した指導を行い、日頃から学習場面で情報モラルを意識した指導に心がける。
○作品の中に自分自身を登場させることで、自分の思いが強くなり、主体的、意欲的な作品づくりにつながるとともに、自分や友達を大切に思う心情にもつながる。