教材レシピ  # 60 

  わたしたちの国土

  ◆教科 :社会

  ◆対象 :小学校 5年 (1時間)

学習のねらい
・海で働く人の植林の理由について調べ中で、自然が深くつながっていることや天然林・人工林の特長や役割に気づく。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A51b3-070: 集めた情報の中で、どれが課題解決に使えそうかがわかる〔判断〕
 ◆A21-3-040: 目的や視点を明確にして、情報を集めることができる〔行動〕
 ◆A21-3-050: 他の情報と比較しながら、必要な情報を集めることができる〔行動〕

導入
○漁師が山で植樹する不思議さから、追求の意欲を引き出す。
 

・沿岸漁業の減少は海の汚れだけではなく、乱獲もあることを押さえておく。
・漁獲高の推移を表す資料

展開
○針葉樹と広葉樹の働きを押さえておく。
○広葉樹の森が豊かな海と関係あることを捉えさせる。
○既習の生活用水・農業用水・工業用水の働きと違った森と川の働きがあることに留意する。
 

・広葉樹の森が豊かな海を作り出すことをおさえる。

まとめ
○樹木の種類、天然林と人工林、森林面積の推移など森林と私達の生活を調べる視点をもたせる。

活用のポイント
○コンテンツはインタビューが多いが、繰り返し聞くことで森と海の関連や調べる課題に迫ることが出来る。繰り返し視聴させること。
○天然林と人工林の働きの違いを示す資料を用意するとよい。

その他の関連素材
【私たちと水産業(長崎)】〔働く人々へのインタビュー〕 魚をとる人/底曳き網(沿岸漁業)の漁師
【底曳き網(沿岸漁業)の漁師】
沿岸漁業での苦労と漁獲量の減少をつかませる。

【私たちと水産業(長崎)】〔環境問題〕 環境について/赤潮の様子
【赤潮の様子】
赤潮の発生が生活排水や工場排水によることをつかませる。

【私たちと水産業(長崎)】〔環境問題〕 環境について/漁師が木を植える理由
【漁師が木を植える理由】
森が水をきれいにし海に栄養を運ぶことを捉えさせ、森と海のつながりを考えざる。