ネットワーク時代の新しい授業の創造
いま、始まった「遠隔共同学習」
静岡大学 情報学部 永野和男 編著
日本各地の小・中学生が酸性雨の共同観測を行い、パソコン通信で環境問題について話し合った!
日本の小・中・高・大学生がアメリカの子どもたちとパソコン通信で自分たちがふだん食べているものについて話し合い、食文化の違いを体験!
来たるべきネットワーク時代に向けて、教室の壁を超えたまったく新しい授業の試み!
全国の教師,教育系学生・院生の必読書!
B5判 並製 211頁 定価 1,800円(税込み)
《まえがきより》
編者らは、ここ数年間にわたって、コンピュータ通信を学習場面の中に組み入れ、子どもたちが主体的に学習を進めていけるカリキュラムの開発および通信環境や、子ども向きのインターフェイスを持つソフトウェアの開発研究を進めてきた。本書は、それらの準備段階の成果と、平成6年度に実施された実践研究の結果とをまとめたものである.前半部では、編者や村上優氏らが中心となって開発してきた「酸性雨の共同観測」の概要や実践記録が報告されている。
また、後半部は、このプロジェクトに合わせて実施された、先進的なカリキュラムである米国のナショナル・ジオグラフィック協会(National Geographic Society,略称NGS)の児童用学習ネットワーク「National Geographic Kids Network」の「食物と栄養:WHAT ARE WE EATING ?」(英語版)に参加したときの実践記録がまとめられている。
《目 次》
第1部 酸性雨の共同観測
第1章 カリキュラムと支援ツール
学習課題と学習活動
コミュニケーションのための子ども用支援ツール
共同観測のための測定器具
第2章 実践報告
千葉県・船橋市立市場小学校 ほか6小学校
青森県・八戸市立下長中学校 ほか6小学校
第3章 実施の結果と評価
第2部 食物と栄養の国際共同調査
第4章 カリキュラム
Kids Networkへの参加
「What are we eatinng? :食物と栄養」のカリキュラム
第5章 実践報告
兵庫県・神戸市立赤塚山高校 ほか8中・高校,短大
第6章 評価と今後の課題
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