静岡大学 情報学部
永野 和男・皆川 武 著
B5版 224ページ 並製 ◆CD-ROM付 定価2800円 ◆学生演習用 定価1500円(CD-ROMなし) |
「自学自習テキスト Macで自分を表現する」 内容紹介
本テキストは、課題を中心に構成されており、付属の支援ツールとこのテキストだけで、自学自習で最後まで演習が進められるようになっているという特長がある。
HyperCardによる作品づくりの全体のカリキュラムは、Cut & Paste(切り貼り)といった、簡単な操作の習得と作品づくりの楽しさを体験する「入門コース8時間」と、HyperTalkを使ったアニメーション作成や、写真や画像入力などのより高度な技術の習得をめざす「応用コース12時間」とで構成される。本書は、このうちの「入門コース」をテキスト化したもので、音を利用した変化のある教材や作品を、言語(HyperTalk)をまったく利用せずに作成できるようにした点に特長がある。
本テキストは、すでに十数回の演習で利用し、幾度も改善を重ねてきたものであり、その完成度は高い。Macintosh(パソコン)、教材ソフトおよび本テキストだけで、自学自習のみによって授業を進めることができ、指導者は、課題の進行状況をコントロールするだけで良い。これまでの実績から、演習時間は、練習の部分が4〜8時間(IV. FieldかV. Soundのどちらかを選択)、オリジナル作品の作成が4〜7時間、発表会や評価とレポートのための時間が1時間であり、全体で、9〜16時間程度で演習可能である。また、まったくの初心者でも知らず知らずのうちに、高度な作品が完成できるところまで進むので、達成感があるという評価も得ている。
(本書「まえがき」より)