1 問題提示のあと、問題を把握する。
「3人がそれぞれカフェオレを作りました。それぞれ量は違いますが、ミルクとコーヒーの割合が同じであれば、味も同じになるはずですね。3人が作ったカフェオレのうち同じ味のものはどれでしょう。」
コンテンツ1 課題部分

カフェオレの味は、ミルクとコーヒーの混ざり具合で決まります。3人のカフェオレの味を比べられるように、図に書いてみましょう。 |
・もとの入れ物の図で表してみよう。
・取り分けたコップの中身を線分図で表してみよう。
・もとの入れ物とコップの中身の関係を表してみよう。
・数字の大きさを比べてみよう。
2.自力解決をする。
どの比が同じか。理由をつけた説明をノートに書こう。 |
・3本の線分図で考える。
・コップを1として、分数で考える。
・数をもとに倍関係で考える。
・比がちがうのはちがうのは、なぜかを説明する。
3.各自の考え方を発表し、検討する。
比が同じというのは、どのように説明できるのだろうか。 |
「6:2と3:4のコップは、味が同じ。」
「同じ入れ物にして比べたときに、中身の割合が同じこと」
「6:2=3:4と言える。これを比が等しいという。」
4.教科書の適応題をする。
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・動画で問題を提示したあと、3人のカフェオレの作り方についてキャプチャ画面を印刷したものを、比較検討する資料として掲示する。
コンテンツ1 部分掲示

・どんな図や表し方を使って考えを書けばよいか、支援する。
・作るときの入れ物の大きさにかかわらず、同じ単位の入れ物何倍分と何倍分と考えると、味はコップ一杯の中身の混ざり具合で見ることに注目させたい。
・コップ一杯を1として、それを、部分比に分ける考え方も出て来るであろう。
・数字に着目して、6:4と3:2の関係を説明する考えも出て来るであろう。
・一部の児童には、7:3と他の2つとの違いを、図で説明できないかを考えさせたい。
・線分図で考えれば、コップ一杯分はどれも同じ大きさになることを押さえる。
・等しい比の比の倍関係に着目した考えにも、注目させる。
・比が同じということの、いろんな説明の仕方にな得できるかを評価する。
・等しい比の書き表し方を知らせる。
・等しい比の意味とともに、等しい比の書き表し方を理解できたかを評価する。
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