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【情報モラルについて考える −著作権とは−】
校種 学年 教科 時間数  
高等学校 3年  学活(HR) 1  
単元
情報モラル
授業の概要
  技術の発達によって、情報の収集・発信が容易になったが、基本的な知識が無いために、知的財産権を侵していることに気付いてない事例が見られる。そこで、知的財産権の基本的な概念と主な内容、および著作者に対して配慮する必要性を理解させるとともに、具体的な事例を通して考えさせることにより、著作権に対する理解を深めさせる。  
この時間での情報モラル指導のねらい
 知的財産権についての基本的な知識を身につけるとともに、著作物を利用するときには、著作権法で保護されている著作者の権利を侵さないように注意することが必要であることを理解させる。
授業の流れ
導入
  本時の主題設定の理由やねらいの説明を通して、なぜ著作権について学ぶ必要があるのかを考えさせる。
展開
  1 知的財産権についての基本的な内容を確認させ、最低限の知識を身につけていなければ、無意識に他人の知的財産権を侵す恐れがあることを理解させる。
2 著作物利用の手順を学習させ、利用の許諾についての意識を高めるとともに、私的 使用や引用と認められるための条件についても理解させる。
3 事前に配布した14個の事例について、個々およびグループで考えさせ、一つ一つの事例ごとにアンケート調査集計や正解を確認することによって、著作権についての理解を深めさせる。

 
 
まとめ
  1 機器の発達によって、情報の収集・発信が容易になったが、知的財産権を侵す危険性が増えたため、基本的な知識を身につける姿勢を養うとともに、今まで以上に細心の注意を払う必要がある。
2 著作物を利用するときは、著作権法で保護されている著作者の権利を侵さないように注意することが必要である。

 
 
指導のポイント留意点
生徒の発表内容に対して、その都度教師が適切な補足を加えることによって、生徒の理解を深めさせる。また、多くの事例について具体的に考えさせたり、またグループで討論させたりすることによって興味・関心を高め、様々なケースにおいても正しい判断ができる能力を養わせる。知的財産権に関する法律についての基本的な知識を身につけさせることはもちろんであるが、それだけで終わらず、社会規範の一つとして配慮する姿勢を養わせる。
参考にした教材や資料
1 インターネット社会を生きるための情報倫理(実教出版)
2 文化庁ウェブページ
子供達の反応
これからの時代には避けられない内容であり、生徒たちは真剣に取り組んでいた。グループごとの話し合いや意見発表の場面でも意欲的な姿勢が目立ち、充実した活動内容であったと思う。また、具体的な各事例については、生徒たちの正解率が低かったものもあり、普段の何気ない行動においても著作権を意識することの大切さが理解できたようである。ここで学んだことを今後に生かしてもらいたい。
今後の展開や課題
情報化社会を生きるために必要な知的財産権の知識を身につけることはできたように思うが、今後の実践については、生徒たちの倫理観に頼らなくてはならない。情報モラルについての活動だけでなく、他の様々な活動の中で倫理観を養わせ、著作権についても社会規範の一つとして定着させていくことが今後の課題である。
 
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