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【ネットワーク社会を生きる】
校種 学年 教科 時間数  
高等学校 2年  学活(HR) 1  
単元
情報モラル
授業の概要
  情報技術の進展によって、私たちは、いつでもどこでも携帯電話やパソコンを使ってネットワークを利用することができるようになった。それに伴い、近年、ネットワーク上でのトラブルが急増している。そこで、生徒たちにネットワーク社会を生きるために必要な考え方や態度を身につけさせるため、学校・家庭生活に関するアンケートを参考に、私たちの日常生活に潜む問題点について考察させることにした。また、ネットワークを利用することによって生じる危険を回避し、安全に生活するために、セキュリティ対策を行うだけでなく、新聞や雑誌、インターネットを活用した対処方法を学習させる。  
この時間での情報モラル指導のねらい
1つ目は、生徒たちにネットワーク社会で適切な活動を行うための基となる考え方を理解させるのがねらいである。その中で、特に相手の立場に立って誠実でモラルある行動をとること、自己責任をもつこと、常に学習する姿勢でいることが大切であるということを強調する。2つ目は、ネットワークの利用者が誠実でモラルある行動をとれば、より利便性が高く、豊かな生活が送れるというネットワーク社会の光の部分にも着目させるのがねらいである。
授業の流れ
導入
  佐世保児童殺傷事件やネット詐欺の現状を具体例としてあげ、本時の主題を身近な問題として真剣に考えるよう興味・関心をもたせる。 
利用した教材:佐世保児童殺傷事件新聞記事
展開
  1 アンケートの集計結果から、学校・家庭生活に潜む問題点を整理させる。
2 学校・家庭生活に潜む問題の原因について討論させ、私たちの自分勝手な判断が原因であることに気づかせる。
3 ネットワーク社会を生きるために必要なことについて討論させ、情報モラルの重要性や利用者の特段の配慮の必要性について理解させる。
4 ネットワーク社会のトラブルを回避する方法について、トラブル回避の方法が掲載されているホームページ等を紹介し、自ら研究する姿勢を身につけさせる。

 
  利用した教材:家庭・学校生活に関するアンケート、情報モラルリンク集(ネット社会の歩き方)
まとめ
  1 ネットワーク社会を生きるために必要なことは、相手の立場に立って誠実でモラルある行動をとること、自己責任をもつこと、常に学習する姿勢でいることであるということを理解させる。
2 ネットワークの利用者が誠実でモラルある行動をとれば、より利便性が高く、豊かな生活が送れるというネットワーク社会の光の部分にも着目させる。

 
  利用した教材:モバイル社会白書2005
指導のポイント留意点
発信者が特定されないネットワーク社会では、実社会よりも多くのトラブルが発生し、被害者が多くなる危険性があることに気づかせる。そして、受信者の立場に立ってモラルある行動をとることの重要性を理解させる。また、情報モラルの授業では、どうしてもネットワーク社会の影の部分が強調されがちであるが、私たちの生活に多大な恩恵を与えてくれる光の部分にも着目させ、ネットワーク社会をうまく利用することの重要性を理解させる。
参考にした教材や資料
1 佐世保児童殺傷事件新聞記事2 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』3 家庭・学校生活に関するアンケート4 情報モラルリンク集5 モバイル社会白書2005
子供達の反応
生徒たちは、ネットワーク社会の利用者が、モラルある行動をとることによってほとんどのトラブルを防ぐことができることは理解できた。また、急速に進展するネットワーク社会のトラブルは、日々高度化しているので、常に学ぶ姿勢が大切であることも理解できた。しかし、どんなに注意しても防げないトラブルがあることを知り、ネットワーク社会を利用することへの恐怖感をもった生徒が増えたように感じる。
今後の展開や課題
生徒たちは、ネットワーク社会を生きるために必要な基本的な考え方や態度を身につけることがきたように思う。しかし、それを実践することができるかどうかについては、未知の部分が大きく、生徒の倫理観に期待しなければならないことも多い。ホームルーム活動における指導だけではなく、他教科の指導の中でも、随時、情報モラルについて同じ内容を繰り返し指導し、定着させていくことが課題である。  
 
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