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【迷惑メールへの対応】
校種 学年 教科 時間数  
中学校 3年  短学活(終わりの会) 5分程度  
単元
情報モラルの育成
授業の概要
  中学生にとって、脅しの言葉が入ったメールを受け取ることは大変怖いことである。しかしながら、不安な気持ちを周囲の大人に相談して解決する生徒は少ないという調査結果もある。 そこで、「チェーンメールの爆発的な広がりを知らせることにより、無視しても大丈夫であることを知らせるとともに大人に相談しようとする気持ちを育てる。」ことをねらいとし、短学活(終わりの会)を利用して5分程度の短時間で行うことのできる指導法を考えた。  
この時間での情報モラル指導のねらい
・チェーンメールは、爆発的に広がることを知らせる。
・チェーンメールは無視しても大丈夫であることを知らせる。
・チェーンメールが届いたときに、大人に相談しようとする気持ちを育てる。
授業の流れ
導入
  「メールを7人に転送しなければ殺す」と書かれたメールが届いた登場人物の気持ちを考えさせる。次に、怖くなって7人にメールを転送してしまった登場人物の気持ちを考えさせる。その際、転送してしまう心の弱さも認め、自分が同じ立場になったときに大人に相談しようとする気持ちをもたせるようにする。
展開
  7人ずつにメールを転送し続けたら10代目には、日本の人口の2倍をはるかに超えてしまうことに気付かせる。 単純計算すると、7^10=282,475,249であることを知らせることで、チェーンメールの矛盾点に気付かせ、転送しなさいという指示に従う必要がないという知識を身に付けさせる。
 
 
まとめ
  今日分かったことを確認する。
・チェーンメールは爆発的に広がるので、自分に届いてもおかしくないということ。
・日本の人口の2倍をはるかに超える人数を殺せる人はいないということ。
・チェーンメールが届いたら周囲の大人に相談すること。
・「他の人に転送して」という記述があればチェーンメールであること。

 
 
指導のポイント留意点
この実践は、短学活(終わりの会)等の時間を活用し、5分程度の短時間で指導できるようにするため、ピクチャーカードを利用し状況がすばやく把握できるようにした。登場人物の心情にあまり深入りしすぎると、短学活での指導では、時間的に無理が生じてくる。
参考にした教材や資料
利用した教材
ストーリー:自作 
絵    :周南市立鹿野中学校 高下正明 教諭 作
子供達の反応
単純計算した結果を知らせると、「こんなにたくさんに人をどうやって殺すんだ?」や「だから何回も同じメールが回ってくるんだ!」という反応が返ってきた。「安心した。」とつぶやく生徒もおり、概ねねらいを達成することができたように思う。
今後の展開や課題
今回の指導で、「無視しても大丈夫であるから転送しない。」という知識を身に付けさせることができたと思う。今後は、その知識に加えて「相手のことを思いやって転送しない。」や「そのような行為は、世の中のためにならないから転送しない。」と考える生徒を育成していきたい。そのため、道徳や教科の時間等、様々な機会をとらえて継続的に指導していく必要がある。
 
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