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【著作権法の遵守】
校種 学年 教科 時間数  
中学校 1年  学級活動→道徳 2  
単元
情報モラルの育成
授業の概要
  著作権という言葉を知っている中学生は多い。しかし、著作権を遵守するために必要な知識は断片的なものであり、「知識不足」や「興味本位」から不適切な行動をとる場合がある。そこで、1日目に学級活動、次の日に道徳の時間を利用し、学級活動では「著作権について知り、他人の権利を大切にした対応ができるようにする。」道徳では「著作権について理解し、他人の努力に対して感謝するとともに文化の発展に貢献しようとする態度を養う。」ことをねらいとした授業を考えた。  
この時間での情報モラル指導のねらい
・著作権に関する基本的な知識を知らせることにより、著作権を遵守した対応ができるようにする。(学級活動)
・無断でタレントの写真を使ってしまったカオルさんの行動を通して考えさせることで、他人の著作物を大切にするとともに文化の発展に貢献しようとする態度を養う。(道徳)
授業の流れ
導入
  ビデオ教材「著作権を知っていますか?〜著作物の私的利用〜」を見て基本的な知識を身に付けさせる。また、Webサイト「コピーライトってな〜に?」を利用して、「中学生の作った作品にも、著作権があること」「著作権の考え方は、『使ってはいけない』ではなく『許可を取って使おう』であること」「学校で自由にコピーして使える場合があるのは例外であること」等の知識を身に付けさせる。
利用した教材:別枠に記入
展開
  身に付けた知識を生かし、Webサイト「他人の絵や文章のコピーは要注意」を見ながら考えさせることで、「悪気がなくても法律を犯している場合があること」「無知であるために人を傷つけてしまう場合があること」「作品を作った人の気持ちや利益を大切にするため、人の作品を使用するには許可がいること」等に気付かせる。
 
  利用した教材:別枠に記入
まとめ
  「友人の描いた絵を、自分のブログに使わせてもらう」場面を想像して考えさせ、「友人から許可を取るときに、どんなことに気を付けますか。」「お互いに許可をとりあうことには、どんな利点があるのでしょうか。」という発問をすることで、「他人を大切にすることが、自分を大切にすることにつながっていること」や「文化的に価値のあるものを創造する源になっていること」に気付かせ、文化の発展に貢献しようとする態度を養う。
 
  利用した教材:別枠に記入
指導のポイント留意点
著作権は、著作権法という法律に基づいた権利であり、知らなかったではすまされないことである。そこで、基本的な知識をしっかりと身に付けさせるようにする。また、他人の著作物を大切にすることが文化の発展に貢献することであるという認識をもたせ、自分は社会の一員であり、自分の行動がよりよい社会を作ることに気付かせるようにする。
参考にした教材や資料
利用した教材ビデオ教材
「著作権を知っていますか? 〜著作物の私的利用〜」(企画・製作協力:社団法人 著作権情報センター(CRIC))
Webサイト「コピーライト・ワールド『コピーライトってな〜に?』」(社団法人 著作権情報センター(CRIC))
Webサイト「ネット社会の歩き方『他人の絵や文章のコピーは要注意』」(財団法人 コンピュータ教育開発センター(CEC))
子供達の反応
「著作権を守ることによって、より良い作品が生まれたり信頼関係が保たれたりするんだと思いました。他人が勝手に自分の作品をいじるのは嫌なので著作権を守っていきたいと思います。他人の作品を使うときは、ちゃんと許可を取ってから使いたいです。」授業後、このような感想をもつ生徒が多数いた。
今後の展開や課題
生徒が、著作権について知り自他の権利を守ることが文化の発展に大きく貢献できることに気付いたことは大変有意義であった。しかし、著作権は著作権法という法律に基づいた権利であり、指導者が判断に迷う場面が数多くある。また、学校現場では例外が多く適用されるため、例外が当たり前の権利であると考えている教職員も多い。今後、職員研修会での事例検討会等が大切になってくる。
 
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