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【電子メールを使うときのマナー】
校種 学年 教科 時間数  
中学校 1年  道徳 1  
単元
授業の概要
  学級で行った事前アンケートの結果、携帯電話やコンピュータでメールを送受信したことがある者、そのメールのやりとりでいやな思いをしたことのある生徒が少なからず存在することがわかった。1学期には、学級内で携帯メールから人間関係が壊れるトラブルもあった。そこで、メールは便利である反面、相手が見えない分配慮すべき点も多いことを認識させるために、悪口メールの事例をもとに、もらった相手の気持ちや送るとき読むときに注意すべき点を考えさせた。また、自分にそのようなメールが来たらどう対処すべきかという点についても考えさせた。  
この時間での情報モラル指導のねらい
・マナーを守って電子メールを使おうとする気持ちを高める。
授業の流れ
導入
  事前アンケートの結果(携帯電話・コンピュータで電子メールを使ったことがある者、メールのやりとりでいやな思いをしたことのある者の統計とその内容)を提示し、普段の生活の中の何気ないメールのやりとりでもトラブルが生じている実態に気づかせ、学習課題をつかませる。
展開
  ピクチャーカードを使って、メールを巡るトラブルの事例を提示し、当事者の行動について賛成・反対の立場をはっきりさせて考えさせる。その後、「実際にこんなメールが来たら」という仮想悪口メールを2パターン用意し、自分の対処のしかたを考えさせる。事例について考えたことをもとに、メールを使うときに配慮すべき事項を「書く側」「読む側」それぞれの立場で考えさせる。
 
 
まとめ
  メールは非常に便利であることを認めた上で、文字だけのコミュニケーションであるので、扱いには最大限の注意が必要であることを認識させる。佐世保の事件を例にとり、軽はずみな気持ちが陰惨な事件を起こす可能性のあることや、迷惑メールやワンクリック詐欺などの犯罪に巻き込まれる危険性もあることを指摘してまとめる。
 
 
指導のポイント留意点
本学級では、1学期に一部の女子の間でメールを巡るトラブルが発生しており(解決済み)、今後も同様の事例が起きる可能性があると考え、題材を選択した。資料についても佐世保の事件を意識して、もっとも身近でもっともいやな思いの強い「悪口メール」を扱ったものを準備した。「実際にこういうメールがきたら」というバーチャル体験の場面を設定して考えさせることで、真剣に問題解決の方法を模索する姿勢が期待できると考えた。
参考にした教材や資料
「事例で学ぶNetモラル」(堀江龍也 著・三省堂)
子供達の反応
身近な事例を題材にしたこともあり、多くの生徒が対処のしかたを真剣に考えていた。1学期にトラブルを起こした生徒以外にも、実際に似たような体験をしたことのある者がおり、改めてメールを使うことの陰の部分に気づいた様子であった。授業後の生徒の感想からもその様子がうかがえた。また、「「読む側」にも配慮が必要だということに初めて気づいた。」と書いた生徒もあり、新たな気づきを生むことができた。
今後の展開や課題
生徒のアンケートから「チェーンメール」や「迷惑メール」ということばが出てきていた。これをキーワードに架空請求やフィッシングなどのネットを巡るその他のトラブルの回避・対処のしかたや個人情報を守ることの必要性などの生徒の実生活に合わせたネットモラルの授業につなげていきたい。
 
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