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【チェーンメールとその対応を知ろう〈主として集団や社会とのかかわりに関すること〉】
校種 学年 教科 時間数  
中学校 3年  道徳 1  
単元
チェーンメールとその対応を知ろう
授業の概要
  学級で実施した事前アンケートにより、ほとんどの生徒の家庭のコンピュータがインターネットに接続され、半数強の生徒が自分の携帯電話を持っていることが分かった。そこで、情報化社会ならではの問題も多いことを認識させるために、「今人気のお笑い芸人が近くの中学校にやってくる」という内容のチェーンメールが届いたという設定で、人はどのような行動をとるだろうかということを考えさせた。また、その行動が望ましいかか望ましくないかを判断させ、その理由を発表させることで、情報モラルについて考えさせる。  
この時間での情報モラル指導のねらい
・「チェーンメール」について知り、その正しい対応の仕方を知る。
・情報モラルに反した行為をしようとする相手を説得するロールプレイを通して、情報モラルを高める。
授業の流れ
導入
  事前アンケートの結果を掲示し、普段の生活の中でメールがとても身近で、自分たちの意思を伝え合う手段としてよく利用されていることを確認する。その上で、メールの例文を読ませ、自分たちが興味を示しそうなメールがきたらどんなことを考えるか、気づいたことや感じたことをワークシートに書かせ、机間指導をしながら一人一人の意見を確認していき、その後発表させる。
展開
  チェーンメールが届いたら、人はどのような行動をとるのかを想像して、できる限りたくさんワークシートに書かせ、発表させる。その後、発表された行動をすべてワークシートに書き写させ、その行動一つ一つについて望ましい行動か、望ましくない行動かを判断させ、○×をつけさせる。望ましくないと判断した行動を取り上げてその理由を発表させる。
 
 
まとめ
  望ましくない行動をしようとする人を説得するロールプレイをさせる。説得するために相手にきちんとした知識を伝えたり、相手の行動を止める言葉かけを考える中で、「チェーンメール」についての知識や対応の仕方を確認させる。
 
 
指導のポイント留意点
「チェーンメール」が届いたら、人はどのような行動をとるであろうかということを想像させて書かせる。その場合、自分はどうするかということと混同しやすいので、発問をするときに、様々な考えの人間がいることを考えて、人が起こす行動についてできるだけ多くのパターンを出すことを生徒に確認させる。望ましい行動か、望ましくない行動かを判断させる場面でも、自分はどうするかではなくて、客観的に考えて判断させるように留意する。
参考にした教材や資料
「ネット社会における安全指導資料 −子どもたちがネットトラブルにあわないために−」
 栃木県総合教育センター平成17年3月
子供達の反応
メールの内容をつかませるために実際の芸人のピクチャーカードを使ったり、実在の中学校名を出すことで、生徒たちの関心をひき、実際にこんなことがあるかもしれないという気持ちを起こさせることができた。また、チェーンメールを実際に受信したことのある生徒がたくさんおり、自分たちの身近なところで起こりうる問題として真剣にとらえ、迷惑行為についてもしっかりと考えることができた。
今後の展開や課題
インターネットや携帯電話は便利な反面、架空請求や出会い系サイト、チェーンメールなど、情報化社会ならではの問題も多くなっている。こういった現代社会に生きる人間として、正しい情報モラルを持つことは、情報社会の被害者や加害者にならないために必要不可欠である。そのために、情報モラルを授業の中で扱い、正しい対応の仕方を知らせることは重要であると考える。
 
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