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【個人情報を大切にしよう】
校種 学年 教科 時間数  
中学校 3年  道徳 1  
単元
個人情報とその扱い方を知ろう
授業の概要
  学級で行った事前アンケートの結果、自宅のパソコンがインターネットに接続している生徒は34名、携帯電話を持っている生徒は20名いることがわかった。ほとんどの生徒がインターネットを利用している状態である。インターネットや携帯電話は便利な反面、架空請求や出会い系サイトなど情報化社会ならではの問題を含んでいる。いつ生徒たちが被害者や加害者になるかもしれない。正しい情報モラルを持たせるために、個人情報の取り扱い方を話題として、その正しい対応の仕方を身につけさせたいと思い、実施した。  
この時間での情報モラル指導のねらい
・個人情報とは何かを知らせる。
・個人情報を人に知られると、どう悪用される可能性があるかを考えさせる。
・個人情報を人に必要以上に知らせない。
授業の流れ
導入
  インターネット上にありそうな「プレゼントの応募ページ」を印刷したプリントを配布して、各項目(個人情報)を自由に入力(記入)させる。ある程度書かせたところで、プリントをグループ内で見せ合い比べる。各項目ごとに書いた生徒の人数を確かめる。そして各項目が「個人情報」ということを知らせる。
展開
  書いた生徒と書かなかった生徒がいる項目に着目し、それぞれの考えを聞く。書かなかった生徒の考えから、個人情報を教えると被害者になる可能性があることを知る。個人情報の各項目について、悪用された場合、どのようなことになる可能性があるかを考える。その後、被害者にならないためにはどうすればいいかを考えて発表する。
 
 
まとめ
  個人情報を悪用されないためには、必要以上に他人に教えないことを確認する。そして、そのような場面に遭遇したときに正しい対応ができるように、「個人情報を教えようとしている友達を止めよう」というロールプレイを行う。最後に個人情報を悪用されて困っている人の話や、知らないうちに加害者になってしまった例の話をしてまとめる。
 
 
指導のポイント留意点
個人情報が悪用された場合を考えさせながら、個人情報の扱いに注意しなければならないことを感じさせたい。そして個人情報には多くの項目があり、自分のことだけでなく、家族や友達の情報も同様に含まれることを知らせたい。また、「つい…」というにならないように、ロールプレイを通して情報モラルについて理解を深め、正しい対応ができるように指導したい。
参考にした教材や資料
「ネット社会における安全指導資料 −子どもたちがネットトラブルにあわないために− 」
 栃木県総合教育センター 平成17年3月
子供達の反応
身近な事例を題材にしたこともあり、多くの生徒たちが真剣に考えていた。被害の可能性を考える場面では、実際に体験したことを発表した生徒も出てきて、驚いた表情の生徒も少なくなかった。授業の感想の中には、すでに懸賞などのページに個人情報を打ち込んでいた生徒もいて「不安になった」とか「深く考えていなかったが、これからは気をつけたい」と書いた生徒もいた。
今後の展開や課題
今回はインターネットの個人情報について取り上げたが、事前アンケートでは「迷惑メール」や「チェーンメール」等の言葉も生徒から出てきていた。今後は、メールを巡るトラブルの回避・対応の仕方などについても授業で取り上げていきたい。
 
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