情報モラル実践事例集 情報モラル実践事例集
実践事例集一覧へ
【その情報、本当かな?】
校種 学年 教科 時間数  
小学校 4年  総合 1  
単元
その情報、本当かな?
授業の概要
  テレビやインターネットから当たり前のように流れてくる情報に疑いの目をむけ、「どうしたら、うその情報だとみぬけるかな?」と問いかけ、1つの手段だけでなく、別の情報手段を使うことで、情報の信憑性を判断する大切さに気付かせる。コンテンツは、あんしん・あんぜん情報モラルのソフトの中から「その情報、本当かな?」を扱う。コンテンツは、インターネット上に地震が起きるというホームページを見つけあわててしまうが、担任に相談して、違うホームページと見比べて、間違いの情報であることを確認し、安心するという内容である。授業の中では、身近なテレビの情報の例も上げ、日常的な生活態度を見直させる。最後には、保護者向きの通信を用意し、家庭で話し合いの機会を持つことを告げる。  
この時間での情報モラル指導のねらい
インターネットやテレビなどの身近な情報の中には、間違った情報や古くなってしまった情報があることを知り、他のホームページや本・人・新聞などの情報と比較し、 正確な情報かどうかを判断できるようになる。
授業の流れ
導入
  1)本時の学習内容を知らせる。「その情報、本当かな?」情報の意味を簡単に教える。
2)ビデオの前半を見せて感想を話し合わせる。コンテンツをプロジェクターで提示する。
・ホームページの情報は正しいものだけじゃない。
・間違った情報もある。
・なぜうそがのっていたりするんだろう。
・古い情報もあるんだ。
・わざと人を困らせたりするのかな。
などの意見が出た。「インターネットには間違った情報もある」ことと、「うその情報が人に伝わると、迷惑をかけてしまう」ことに気づかせる。

利用した教材:その情報、本当かな?(あんしん・あんぜん情報モラル)
展開
  3)古い情報やうその情報を見抜くための方法を考えさせる。いろいろな場面に応じた対処法を考えさせるのがいいが、まずはこのビデオの場合はどうしたらいいのかなと問いかけた。
・ちがうホームページを見る。
・新聞、本、テレビで調べる。
・大人に聞。
・いつ、だれが作ったのかを調べる。
などの意見が出た

 
  利用した教材:その情報、本当かな?(あんしん・あんぜん情報モラル)
まとめ
  4)ビデオの後半を見てまとめる。「いろいろな情報と比較することで、正確な情報を見きわめることの重要さ」を理解させる。
5)間違った情報例を紹介し、話し合わせる。新聞記事「納豆で減量」を提示する。新聞記事を見せ、この場合はどのような対処法があったか考えさせる。
6)今日の学習の感想を書かせる。
7)家庭での課題を知らせる。家庭通信を紹介し、家庭でも話し合いを持つことが重要であることを告げる。

 
  利用した教材:その情報、本当かな?(あんしん・あんぜん情報モラル)
指導のポイント留意点
・情報の二面性を理解させることが重要で、インターネットやテレビの情報に恐怖感を持たせないようすることが重要である。積極的に情報を活用する姿勢は貫きたい。
・プロジェクターによる、コンテンツの提示は一瞬のため、内容の理解に個人差が出る可能性がある。ほんの数分のことなので、2回どおりの視聴をしたのがよかった。
・ノートパソコンの活用では、スピーカーを接続したほうがいい。
参考にした教材や資料
・「その情報、本当かな?」(あんしん・あんぜん情報モラル)
・新聞記事「納豆で減量」
子供達の反応
・テレビでもうそがあるというのは、初めて聞いたのでびっくりしました。それと、ホームページにはうそのことものっているんだなあと思いました。そういうのがあったら、気をつけようと思いました。
・インターネットには、うそや本当が書いてあることが分かったし、そのホームページがうそか本当かは先生や大人の人に聞いたらいいと思いました。だまされないようにしたいです。
今後の展開や課題
・普段の学習の中でも、資料の吟味をする習慣が必要だ。社会や理科の調べ学習で、何から調べたのか情報の出所を明らかにすることが重要だ。
・教師自身が、扱う情報の吟味をする意識を持っているかが重要だ。
・疑ってみるという学習を設定することも重要だ。「複数の情報を比較させる」「本当かなと話し合わせる」「判断させる」など
・実態の把握はさらに個別に細かく行うほうがよい。自分の失敗をかくすためにうそをついていないか。
・授業で取り組んだことが行動できているか。普段の生活の中で、題材につながるような情報収集場面等で、こども達の行動を観察することが大切である。
 
このページのトップへ▲