情報モラル実践事例集 情報モラル実践事例集
実践事例集一覧へ
【情報モラル「肖像権について考えよう」】
校種 学年 教科 時間数  
小学校 5年  総合 2  
単元
情報
授業の概要
  高学年になり、携帯電話の所持率も増えてくる。現在簡単に携帯電話のカメラで写真を撮ることができる環境にある。しかし、それに伴って勝手に写真を撮ったり、無断で使用するようなトラブルも増えてくる。そこで、児童に写真を撮るときのマナーやルールがあることを実際の体験とロールプレイをする中で学ばせる。 まず、自由に自分の好きなように撮らせる。その後、起こるトラブルを撮られた側から見るとどうなのか。また、その写真が勝手に使われるとどのようになるのかについてロールプレイを行い考えを深める。  
この時間での情報モラル指導のねらい
・写真を撮るときのマナーを知り、デジタルカメラで撮影することができる。
・撮ってきた写真を交流して、自分なりの問題点を持つことができる。
・写真に撮られる人やものにも権利があることを知る。
・写真を撮る時に、マナーや権利を守って撮る態度を身につける。
授業の流れ
導入
  ・デジタルカメラの取り扱い方を知る。
・班ごとに自由に写真を撮影する。特に指導せずに自由に撮らせる。
・撮ってきた写真をサーバーに転送する。

利用した教材:スタディノートポケット「デジタルカメラ」
展開
  ・自分達の撮ってきた写真を見て交流する。交流の視点(見ていて不愉快にならないか?写っている人が困らないか?)
・肖像権や個人情報の保護について知り、児童の場合は、保護者にも承諾が必要なことを知らせる。
・インターネット上では誰もが見られることを理解し、その事からくる問題点を考えさせる。

 
 
まとめ
  ・教材を見て、どのような行動をとればいいのか考えさせる。
・肖像権について知らせる。

 
  利用した教材:ベネッセ 情報モラルNAVI 『私が撮った写真でも』
指導のポイント留意点
・イントラネット内で、サーバーを通して自由にアップさせることで、擬似的にみんなに見られることを体験させ、その後困ることや相手の気持ちなどを十分考えさせる。
・ロールプレイの中で自分達が面白いことでも、それが見る人によっては不愉快になることをしっかりと伝える。
・写真は自由に撮って良いのではなく、権利としての肖像権があることをしっかりと認識させる。
参考にした教材や資料
・スタディノート((株)シャープシステムプロダクト)
掲示板とホームページ変換機能
・スタディノートポケット((株)シャープシステムプロダクト)
カメラの撮影と加工・八幡市情報スキル・モラル系統図・ネット社会の歩き方(肖像権に気をつけて)
子供達の反応
・写真を撮ることに全く抵抗がなく、別にホームページに自分の写真が載ってもかまわないという意識が多かったが、様々な問題を知ることで、やってはいけないことに気づくことができた。
・勝手に自分の写真が使われることの恐ろしさを伝え、加害者にも被害者にもならない意識が育った。
・勝手に自分の写真は使わないでほしい。という思いは大きかった。また、改変されることの問題点にも気づいていた。
今後の展開や課題
・著作権やホームページ上の肖像権を、別の機会にきちんとおさえる必要がある。
・個人情報の保護とも関連するので、基本的には、個人の写真はインターネットには、掲載しないことをきちんとおさえる必要がある。
 
このページのトップへ▲