目次

創刊号: ひとことご挨拶 (2000/01/25)
第2号 : 地域参加による学習 (000/02/08)
第3号 : アナログもデジタルもウィルスばやり… (2000/02/22)
第4号 : カラスの観察 (2000/03/07)
第5号 : 花粉症 (2000/03/21)
第6号 : 背景にある想い… (2000/04/04)
第7号 : モバイルライフ… (2000/04/18)
第8号 : 現代娘モバイル事情 (2000/05/02)
第9号 : めだかの学校 (2000/05/16)
第10号: 制服… (2000/05/30)

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○夢の創刊号 の 第1号(2000/01/25)より

 それでは創刊にあたって各編集委員からひとことご挨拶申し上げます。

●大学で教員養成の授業をしています。「大人と子供の違いは何?」
「子供の成長にとって、教育の持つ意味は?」「子供が成長するって
どういうこと?」という問いに対し、学生からは「知識の量、善悪の判断、
責任ある行動、経済的自立、集団におけるマナー…」といった、わかった
ような、わからんような応えが返ってくる??。ウ〜ン???     
 1人遊びのスキな、夢見がちの少女でした。やっと表街道を動き始
めた「情報教育」の流れに、同じ夢を見てる仲間の存在を予感して…
メールマガジンを楽しみにしています。

しばらくは、「Kazumiの今日のワープ」を担当。
すでに、ワープか?             (小田和美)





○立春をふきとばす の 第2号(2000/02/08)より
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【Kazumiのワープ】 地域参加による学習 小田和美
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   注)ワープとは、突然、異次元に瞬間移動すること。
    Kazumiのワープとは、前ぶれもなく、文脈のない話題にとんでいく
    著者の思考の特性に、尊敬の念をこめて、名づけたものである(なぐ)。
      
 総合的な学習の時間をどう展開するか。最近、さまざまな実践校を訪問
することが多くなりました。
子供たちの中の疑問・興味・発見・成長を大切にした、
魅力ある実践の数々。そんな子供たちの学習を支えるために、
地域の協力が必要な時代になってきたことを感じます。


 地域の協力といえば…
 先週お邪魔した、上越の町の一こま。大雪がふり、細い小道は雪また雪。
イヤ〜、雪と言うより氷ですね。街角々で地元の方たちが、当然のこととして
地域の道路の整備をしておられる。そうしなければ、生活できない環境。
環境から生まれた生活コミュニケーション。それを見て育つ子供たち。
「互いを支え合うことが前提の地域社会」を感じました。
「人と人の関わり」への感じ方が、東京とは違うのだろうな… 
そこで育った子供たちの想いも違うのだろうな〜
学習を支えるための地域の協力も、暖かくなるハズだな〜、ウ〜ン

総合的な学習の時間。東京は相当難しい課題を抱えてるな…





○2のぞろ目 の 第3号(2000/02/22)より
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【Kazumi のワープ】 アナログもデジタルもウィルスばやり…
                              小田和美
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 提出物〆切り間際の大学のコンピュータ室は、学生で賑わう。季節柄、イン フルエンザ
がおおはやり。ウツサナイデよね〜。 
 インフルエンザはウィルスでうつる。ワクチンもあるけど、A型、B型と型が 合わなきゃ
効かないのよ。提出〆切り遅らせるから、治るまで帰って寝てナサ 〜イ!

 ウィルスといえば…
 学生で賑わう教室では、コンピュータウィルスもおおはやり。ウィルス発見 のメッセージ
を無視してファイルを開けるものだから、ワードだエクセルだと いったアプリケーションソフト
まで感染してしまう。媒体はフロッピー。家で 作業した学生が、教室に持ち込む。ウィルス
だから、ワクチンがある。でも 進化が早いから、すぐ新型が登場する。ウィルスとワクチン
のイタチゴッコ。

 定期的に、常に新しいワクチンを導入しておかないと、授業は成り立たない。これからは、学校現場にも、インターネット接続したコンピュータが導入さ れる。

 ウィルス感染は、当然の成り行き。免疫機能を持たないパソコンには、 ウィルスチェッカーとワクチンは必需品。
 しかも定期的な更新を怠ってはいけ ない。ウイルス対策の必要性と予算化は意外と
見過ごされる盲点。声をあげて 、予算をゲットしなければ、ツケは現場に廻ってくる。

 1年中休み無しのウィルス攻勢。
  くれぐれも、ご用心です、皆の衆!!





○花粉の季節 の 第4号(2000/03/07)より
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【Kazumi のワープ】 カラスの観察
                              小田和美
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私の住居は東京の杉並、俗に言うウサギ小屋。アスファルトで固められた広い
一方通行の道路。所々、緑地指定を受け残された樹木。平屋のない住宅街の中、
点在するきれいな公園。ついでに言うと、杉並病と騒がれた地域の近く… 
よくある都会の風景。自然とは、程遠い…

自然といえば…
3月1日、午前5時。 2階のベランダから聞こえてくる不審なモノ音。ハッ!
泥棒!!違う… なんだったっけ? この何やら懐かしい音は…??
そうだっ! カラス!! 数年前から毎年現れる、カラス。ベランダのハンガー
を毎朝5〜6本盗んでいくカラス。通学途中の子供たちを襲ってくるカラス。
不思議と子供が狙われる。特に男の子。頭を狙って、足で、嘴で引っかける。
少々のケガは、当然する。でも、子供たちも慣れたもの。暫しにらみ合い、
間合いを計って走り抜ける。行きかえりのカラスとの攻防を楽しんでる…

 去年、学区の小学校で問題になった。迂回するように! との指導が入り (子供たちはきかなかったけど…)、カラスは厄介ものになってしまった。
 そうかな…
 カラスにだって、言い分あるんじゃな〜い?? 

 我が子を巻込んでの、カラス探検が始まった。

 何で春なの? 渡り鳥なの?  どして、襲ってくるの?
 ベランダのハンガーが盗んでどうする?
 日本中どこでもそう? 外国でも? 
 カラスって、利口なんだね〜! 

 本で、新聞で、図鑑で、インターネットで、調べ学習が始まった。聞きつけた 友達が、田舎のおじいちゃんから聞いた話を教えてくれる。
  日本各地にメール仲間がいたら、もっと情報集まっただろうね!!

 ズームつきデジカメで、カラスの巣発見! 
 ベランダのハンガーがきれいに並んだ ゴキゲンなカラスの巣! カラスの子の撮影成功! 

子供たちの、その日のカラス 観察報告会が日課になった。
「こうすると、襲われにくいみたい…」
「カラスの赤ちゃんの声が聞こえた!」 などなど…

巣立ちを迎え、都内各地で、飛ぶ練習をしているカラスの親子の姿が観測される頃、
カラス騒動は終った。つかの間の自然との交流。

厄介物にしないで、みんなも観察してみたら。





○引越し真っ最中 の 第5号(2000/03/21)より
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【Kazumi のワープ】 花粉症         小田和美 
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ンックショ〜ン!! クションッ!! 目もカユイ… 懐かしい不調感…
そうだ!! 私は、花粉症だった…

花粉症と言えば…
この頃、やたら、花粉症の人が多い。花粉症でない人を探すほうが苦労する。
60人ほどが集まる教授会。6割は花粉症と見た。赤い目、グズグズすすり上げる鼻… 
会議の間アチコチで聞かれる  大きなマスク、サングラス、赤い鼻… 
ホントに増えてるのかな?? 東京だけの話??(南の島にはなかったぞ〜!) 
これ、調査対象ですね… フ〜ム… 花粉症前線、どこから始まるのかな…??
独りで始めた調べ学習。アルアル!! いろんな情報。
面白い話メ〜ッケ!京都霊長類研究所の猿山の日本猿に、最近花粉症が観測
されるようになった。原因は、ナント、回虫駆除らしい!そもそも動物の体の
中には予め、膨大なパターンの外敵に対する免疫が用意されている。勿論、回
虫に対する免疫もあって、回虫が侵入すればそれに抗体が反応し退治する。こ
の抗体が、進入したスギ花粉のたんぱく質構造を回虫と錯覚し、異常な反応を
起こすというのだ。

ホントかいな!?  異論も発見!
しかし、ドイツで、花粉症を起こす抗体(IGE)が特定され、それが、回虫
に対するものと同じだったと言う報告もある。早速、インターネットで確認!

それにしても、免疫と言うメカニズムはおもしろい。あらゆるパターンの環境に対して、
予め用意されている可能性。それを目覚めさせるのは、外からの刺激(環境)… 
花粉症は困りものだが、免疫は多くの場合、環境に適応して生きていく人間の
ための、必須アイテム(能力)となる。免疫がうまく機能すれば、薬は不用。
薬は多くの場合、かえって生命力を阻害する。これが人間の体の情報処理の
メカニズムか…

これって、情報教育に通じてな〜い?? もともと、人間の中に眠っている多
くの可能性。それを目覚めさせるのは、学習環境。自分自身が引起す学習によ
って、社会環境に適応して生きていくための能力が目覚めていく。知識の積め
こみは多くの場合、柔軟な感性や知恵の創造を阻害する。これが人間の情報処
理のメカニズム。
やっぱり、同じだ!!





○新年度、早々 の 第6号(2000/04/04)より
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【Kazumi のワープ】背景にある想い…     小田和美
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ドイツでは、小学校から落第制度があるそうな。ドイツでは当たり前らしい。
学習が身につけば、再び元のクラスに戻ることもできるし、
優秀なら飛び級もできる。五回も落第し、大学教授になった人もいるそうだ。

「人間には、それぞれ能力の開花に差がある。それに合った教育を受けるのは
当然のことだ。」というのがドイツの考え方。それに対し親たちは、
余計な競争意識、名誉だの不名誉だのという世間体、他人の子供との比較とい
ったことを、持ち出さない。我が子が、きちんと教育されることを一番大切に
考える親の姿勢…

日本だったら、大変なことだ。我が子が落第なんかしたら、親は外も歩けないと
身も縮む思いがすることだろう。日本も同じような教育制度を模索してきたはず
なのに…
科学にしても、教育にしても、民主主義にしても、大切なのは形ではなく、その
形を生み出した背景にある想い。
やっぱり日本は、昔から、形だけを真似して、その想いを引き継げなかったんだな… 

「情報教育」という新しいタイプの教育が日本で展開されようとしている。
何が新しいの? インターネット? コンピュータを使うから?
いいえ、それは形の話。その裏にある想い(学習観)が、新しいのよね〜!!





○桜の満開もあっという間 の 第7号(2000/04/18)より
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【kazumi のワープ】  モバイルライフ…       小田和美
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2002年までに、全ての小・中・高校に、インターネットを!
日本の教育界も、情報化が始まっています。でも、日本は遅れていると言われてます
ね。日米の、学校現場のパソコン設置台数、1台あたりの生徒数、インターネット接
続率… どれをとっても、そうよね〜 日米比較しながら発表されている
イロイロなデータが、物語ってる… パソコン世帯普及率、インターネット人口普及
率… 学校だけではなく、社会全体がね… 

アラ、でもね、パソコン出荷台数(これはアメリカより少ないけどね)に占めるノー
ト型の割合は日本の方が多いわよ(47.2% vs 17.4%)… 
  そして、ナナント! モバイルでは、日米が逆転!!
携帯電話の普及率       41.5%   29.6%
  特に、20歳代は       72%    24%
携帯電話のディジタル化率   99.2%   28.9%

携帯電話と言えば…
高校生の娘が、携帯電話が欲しいと言う。「なぜ? まだいらないわよ。」という母
に、必死の反論を考えだす娘。粘り強く熱心な口説きに落とされ、「毎月3000円
までは、補助する。後の経費は、自分でまかなう。」という条件付で、許可すること
にした。
「携帯でもいい?」「どうぞ。支払うのはあなた。スキに決めていいわよ!」ところ
が、これが思わぬ学習環境になった。

 それから娘は、すべての携帯電話とPHSのカタログをどこからか収集してきた。そ
して、隅から隅まで読んで比較。機能、デザイン、価格、契約形態… わからないこ
とは聞いてくる。「そんなこと聞かれても、わからないわよ。メーカーさんに聞いて
ちょうだ〜い!」 そこで、恥ずかしがり屋の娘は考えた結果、インターネットで検
索を開始。結局、J社の携帯に決定して、私を販売窓口まで連れていき、私は契約書
にサインだけした。

 そうか、本人の強い達成意欲さえあれば、どんな子でも持てる能力をフルに活用
し、情報を処理し、意思決定し、実行までもっていけるのよね〜(やり方を教えなく
ても、本人の意思を尊重してあげれば…)。





○ゴールデンウイーク真っただ中 の 第8号(2000/05/02)より
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【kazumi のワープ】現代娘モバイル事情        小田和美
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 新学期になりました。春の桜の下、勤務する大学(私立の女子大です)でも
無事入学式が行われ、新入生が定員数を満たし(ここが肝心)入学してきまし
た。
 先回の火曜MMで、日本の若者のモバイル(携帯電話)普及率は72%、ア
メリカの24%を遥かに超えている! という話をしました。これは、クラス
を持つと特に実感されます。新入生は担任に、身上調査書と言うものに連絡先
とか住所とかモロモロを記入し提出します。写真は、貼ってきません。『写真
はどしたの』「だって〜、いいのないから…」『プリクラ持ってないの?』「
エ〜!プリクラでいいんですか〜?」『アップで顔がわかるのあれば、貼っと
いて。色が変わってくる前に、本物と取り替えてね。』「ハ〜イ!」こんな状
態です。

 半数が1人暮し。電話は、携帯かPHSです。家族と同居していても、自分の
携帯電話を書きこみます。そして、この方が、確実に連絡が取れることも事実
です。ところが困ったことに、この番号がショッチュウ変わるのです。去年の
暮、聞いてみたことがありました。『どして、電話番号がよく変わるの? ス
トーカー対策?』 ケラケラ笑われました。「やっだ〜! そんなんじゃない
です〜!」『…? な〜に?』「だって、新しいかわいい機種に変えたいじゃ
ないですか〜」『それはわかるけど、それと番号とどう関係するの?』「電話
番号が変わると言うことは、新規に契約をしなおすことで〜す!」『そうね。
で?』 ケラケラ… よく笑う娘たちです。いいなあ〜 
 やっと教えてもらったモバイル事情。人気の新機種は高い。でも、契約を解
除して新規に契約しなおすと、タダでもらえる。新規契約にかかる費用、長期
使用への特別割引、イロイロな条件で総合的費用を算出して、一番お得な方法
が、新規契約を結ぶことだというのだ。ヒャ〜! ものすごい学習量です。
 彼女達のモバイル文化を、いくつか紹介します。あなたがご存知のこと、い
くつありましたか?

・ワンギリ …1回受信音を鳴らして切ってしまう技法。相手の電話に発信者番
号が残る。そこで相手が電話を掛けてくる。自分の電話代が浮く。私は何度も
、娘のこの手に乗せられている。
・Eメール活用 …通話料とメール代金は、別立てになっている。通話代金は
かさむ。そこでメール活用をすると、費用は浮き、コミュニケーションはこま
めに確保できる。
・メール専用線の感覚 …パソコンのメールは、自分から取りにいくまで読め
ない。携帯のメールは、専用線の感覚。メールボックスがないので、送られる
とすぐ相手に届く。届いたメールには、すぐ返事を書くのがマナーだそうで、
すぐ届くメールにすぐ返事を書きながら、携帯くぎ付け状態が生まれてくるら
しい。
・多彩な機能 …着信音楽取りこみ・作曲、メモ機能の活用、iモード活用…。
楽しむことに事欠かない。

 大人にはわけのわからない機能を、彼女達はイトモ簡単に習得していく。ウ
〜ン、健全健全… この興味、情熱が、パソコンに向っていけば、面白さはも
っと彼女達をとりこにし、そこで遊んでいくうちに、彼女達の情報活用能力は
、ますます磨かれていくことだろうな〜





○あいかわらず超多忙の合間 の 第9号(2000/05/16)より
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【kazumi のワープ】めだかの学校   小田和美
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 火曜メルマガの第4号に、メダカワールド(授業に役立つホームページ)が
紹介されました。私も教員養成の授業で、あのサイトを紹介しています。小学
校教員養成課程の学生は、ただいま教育実習を控えて、勉学意欲高騰状態。
なかなかウケのいいサイトです。

メダカと言えば…
 メダカワールドに入ると、「メダカの飼い歌」のページがあります。 あの替 え歌、なかなか意味深く、おもしろので、よく学生にも見せます。
理科とか生き物とかに苦手意識を持ちやすい都会ギャルも、かわいいイラストとウィット のある飼い歌で、メダカファンになってしまいます

(かわいいというだけで動物をイメージ化してしまう傾向には手放しでは喜べませんが…)。

 10番まである替え歌の下に、童謡「メダカの学校」のもと歌がのってます。
児童教育学科の学生は、童謡に強い。そこで、始めるいつもの講義を紹介しま しょう。

「日本の童謡には、@@の学校 っていうのが、2つあるのだけど、知ってる?」
 ホームページのおかげで授業に集中してる彼女たちは、マジメに考えます。数秒後、
「ひとつはね、このメダカの学校。もひとつはね、スズメの学校なのね。」
 教室の中で、いくつもの黒髪・茶髪がうなづきます。

「歌ってみようか… 
チイチイパッパ、チイパッパ、スズメのがッこの先生は、 ム〜チをふりふりチイパッパ…」

 教室全体で、スズメの学校とメダカの学校の大合唱… 
楽しそうに、素直な 娘たち… いいなあ〜。

「わかる? 誰が生徒か先生かわからないくらい混じりあって、みんなで楽しく 活動してるのがメダカの学校。これが、情報教育の目指す教育ね。先生が無知を フリフリ(あれ違うな、鞭をフリフリかな?)、みんなで同じように口をあけて、 チイパッパ… これがスズメの学校。日本の教育でよくみられる風景ね。」

 これで、情報教育のイメージは、そうとう浸透していく。問題は、そのあとね。
じゃあ、具体的に、教員はどのように動いていけばいいのか? これは、イメージ
だけでは終りませんから…。
 皆さんの学校は、メダカの学校? それとも、スズメ?





○新年度のプロジェクトも動き出したよ の 第10号(2000/05/30)より
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【kazumi のワープ】制服…              小田和美
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 春。制服が肩で浮いていた新入生も、キャンパスの中の風景として、落ち着
いてきました。どの大学も、日常は私服です。数週間は制服着用を義務つける
女子大もあるようですが、着用期間を過ぎた途端、全員が私服を着用しだしま
す。どうも、人気がないんですよね…

 制服って、「服で制する」ってことですね。日本の制服はまさにソレ。制服
廃止運動をすることは、体制に対する反逆であるかのような価値観が、根に流
れています。でもね… 名前が違ったら、どうなるかしら…?
 制服は、フォーマルウェアでもあるわけですね。結婚式でもパーティでも、
お葬式にも通用する、社会システムの中で公認されてる衣装です。正装、式服、
礼服といった意味合いを含んだ言葉にしておけばよかったんですよね。そうす
れば、時代遅れになったデザインを変更するときの発言権が、若い人に移り、
着る人がうれしい服になる。服で人を制する、という意識と結びつけすぎたか
ら、問題が起きてきてるのですよ… 本来、その集合体全体の財産だった筈の
ウェアが、管理する側の手に移ってしまった大きな原因に、ネーミングがある
と思うのですよね〜。

 ネーミングといえば…情報教育、情報活用の実践力、総合的な学習の時間…。
考えぬいてつけた名前のハズなのに、なんか誤解があったり、言葉が一人歩き
したりしてますね… それって、制服と同じ原因があるように思うのですよね。
そもそもの(もともとの)、意味や想いを理解しているか、していないのか…。
 逆に言えば、先や深さを読みながら名前をつけないと、もともとの想いが正
しく伝わって行かないことになるのですね。日本語って省略される傾向にある。
「総合的な学習の時間」がいつのまにか「総合学習」になっちゃう。ちゃんと
もとの趣旨を読んで、お勉強してよね〜。なんという名前にすれば、よかった
のかな…。